公式戦や、父母会の行事もなく、国分高校野球部とは離れていましたが、７０キロ歩行のお手伝いをして、選手たちは、秋の大会以後も粛々と練習を重ね、力をつけてきているんだと実感できました。１年生のときには、死にそうな顔をして足を引きずって歩いていてた子供たちが、今年は楽しそうに、悠々と、励ましあいながら歩いているのを見ると、成長のすごさを感じました。今年苦戦した１年生も、来年にはそうなっているのでしょうね。
　当日は北風が強いものの、やや寒い晴れの天気でした。この風は、選手たちにとっては追い風となり、いい後押しになったのではないかと思います。
　出発前日、セミナーハウスのボイラーの温度が上がらず、風呂のお湯がぬるくなってしまい、先生や１年生たちが台所でなべにお湯を沸かして対処するなどハプニングがあり、先行き不安を感じましたが、元気に出発できた模様です。　今回の歩行訓練の主眼は、タイムレースのような個人の精神、肉体の鍛錬だけでなく、チームワークの醸成を培い、本校野球部が掲げる一意専心の理念をよりよく実現することにあると監督からお話があった旨息子から聞きました。確かに、ゴール直前の地点で、途中まで一緒に歩いてきたのに遅れてしまった選手を待って、みんなでゴールの喜びを分かち合っている場面もありました。