春の強風吹きすさぶ国府台球場。
      桜吹雪が舞うなか、試合開始。
      1回表、初陣昭和学院打線を無難に抑えた国分守備陣。
      1回裏の攻撃。
      先頭打者、湯浅がいきなりの3塁打。
      続く打者の犠打で1点先制。
      が、しかし・・・。
      2回以降、毎回走者を出すものの、決定打を欠き、無得点のまま。
      特に1死、3塁の好機に、スクイズ。
      昭和学院バッテリー、あえて「はずした」か、「コントロールミス」か。
      大きくはずれた球に、必死に喰らいつくも、辛うじてバットに当たった打球は、内野への小飛球。
      難なく捕球され、3塁へ送球。
      スクイズのサインで本塁突入を試みた走者は、帰塁できずに、併殺で攻守交代。
       一方、国分先発の原も走者を背負うものの、要所を締める投球で、相手打線を零封。
      そして迎えた5回裏の攻撃。
      ベンチ前の円陣の中、河田監督の話がいつもより少し長いと感じた。
      これに発奮したか、走者1人をおいて、4番中嶋。
       高目の好球をフルスイング。
      高々と舞い上がった打球は、左翼席に吸い込まれた。
       これを機に、打線が爆発。
      相手のまずい守備にも助けられ、終わってみれば5回コールド。
 
       勝ったとはいえ、試合内容には疑問符が。
      相手が経験豊富な高校だったら、勝てていなかったかも知れない。
 
      この経験を、是非、次の試合に繋げて欲しい。

          資料提供 父母会副会長の今野 様